エヴァ・ガードナーの美しさも見所。無邪気でコケティッシュな女神という役所も新鮮。それに小市民の男子が振り回されるので、居候マンガのルーツを見る感じもあり。演出は手堅く、全体の雰囲気も品の良さをキープしている感じ。惜しむらくは、これであともう一つ、詩情なり芸術性が加わっていれば…。
posted at 02:34:45
映画では舞台版の歌の多くがカットされ不評だったらしいが、メイン・モチーフ「Speak Low」(曲はクルト・ヴァイル、詩はオグデン・ナッシュ)が文句なしに素晴らしい。洒落たタッチのファンタジックなロマコメを、ところどころムーディーでロマンチックな音楽が彩る作品だと思えば、これは充分あり。
posted at 02:25:19
『ヴィナスの接吻』見終わった。ウィリアム・A・サイター 監督の1948年作。デパートの装飾係がヴィーナスの彫像にキスすると女神となって動きだし…というファンタジー風ロマコメ。甦ったヴィーナス役がまだうら若いエヴァ・ガードナー。元は舞台のミュージカルで、映画でも歌唱場面が何ヵ所か。
posted at 02:19:25