厳つさと可笑しみを兼ね備えた父親役のスペンサー・トレイシーが文句なしに良い。子役から娘役に成長したエリザベス・テイラーの美しさで有名な映画だが、確かにお人形さんのように綺麗。母親役のジョーン・ベネットも印象的。フリッツ・ラング作品や『サスペリア』とのギャップもあって、尚更。
posted at 03:31:05
『花嫁の父』見終わった。ヴィンセント・ミネリ監督の1950年作。愛娘の結婚に右往左往する父親を描いたホームドラマ。まぁ実に良く出来ている。日常ベースのどうということのない話を、ユーモアとシリアスの絶妙な緩急で、最初から最後まで面白く楽しく見せ、おまけにハートウォーミングという。
posted at 03:23:28